ことばと空気の温度を感じるということ
4月も終わりに近づくと、ゴールデンウイークという長期休暇が始まります。
一般的には、カレンダーの赤いところが休日となり、
新年度を経て、緊張感を伴た日々を一時離れ、
身体とココロのメンテナンスといったところでしょうか。
休暇となる人たちが多いのも事実ですが、
その一方で、
年に数回訪れる繁忙期を支えておられる方々もおられます。
旅行、娯楽、買い物、外食、、、様々な業界が賑わっていることと思います。
長期休暇の期間に限ったことではないのですが、
「楽しい時間を過ごす」ということは、
「楽しい時間を提供してくれる人がいる」ということです。
特に、僕たちは、直近数年間、行動を制限され、窮屈な時間を余儀なくされていました。
その一方で新しい生活様式として、
従来のスタイルが大きく形を変えて現代社会の模様替えをしたことも事実です。
インターネットを中心に、高度に発達した情報社会は、
「オンライン」という言葉のもと、
制限された行動の中でも楽しめる時代に突入しました。
それでも、どうしても、言葉と空気の温度を感じたくなる。
時代が便利になっても、人と人との温もりを欲してしまうのです。
対面での言葉のキャッチボール、ヒトとヒトが作り出す場の熱気。
どんなに時代が便利になっても、人々はそれを忘れることができなかった。
今この瞬間を当たり前だと思わないように。ヒトとヒトとの絆に、立場の優劣は絶対に存在しないのです。
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