優先順位付け後の10分間

 多くの媒体でお目にかかっていると思いますし、実際働かれている場所でも研修等の一環でご説明を受けられてる方も多いでしょう。仕事をするにあたっての優先順位策定指標のマトリックス。一日単位、一週間単位、一か月単位とスケジューリングされる方も多いでしょうし、案件単位、業務単位でも進捗整理のために取り組まれてる方も多いでしょう。実際、行動する際に、瞬時に頭の中で優先順位をつけておられる方がほとんどかのように感じます。

当然、日常生活の場面でも、優先順位の整理は重要であり、無駄のない効率的な時間の使い方に繋がります。帰宅後、お風呂入ってから食事を作り始めるか、食事を用意してからお風呂に入るか、それを取り巻く「やりたいこと」「やらなければならないこと」を整理して行動するだけで、特に帰宅後の時間の使い方が大きく変わり、その積み重ねで豊かな人生を送ることができるのです、そりゃね、一日働いて疲れて帰宅したら、ソファに転がってテレビ見たりスマホでSNS旅行したりしたくなります。厳しい人はそれが無駄な時間の過ごし方と言ってしまう人がいますが、僕はそこまでは思わないです。実際僕も朝6時半に起床し、早くても夜22時に帰宅という絶望的な働き方をしていたときもあります。帰りにコンビニ行って弁当買って、食べながらビール飲んでSNS見ながら寝落ち...ある程度現実を離れることがリフレッシュに繋がると思っていました。けれど、さすがに何年間もその生活を送っているうちにわかったこと。「緊急性がなく重要でもないこと」をプライベートで最上位に持ってきていたことなんですね。特に、平日クタクタになるまで仕事に没頭していたとなると、「緊急性がなく重要でもないこと」に逃げたくなってしまうのです。

おさらいです。

①緊急性があって重要なこと

⇒これは迷惑をかけたり怒られたりするのでイヤでも必ずやります。なので、すぐ計画して、実行に移します。誰でもやってます。

②緊急性がなくて重要なこと

⇒いずれやらなければならないことがわかっていますが、タスク終了期限までに時間的にも余裕があるので気にかけつつも場合によっては気が重くなっています。人によっては①と同時に進めてしまいます。ポイントは重要なことであることには変わらないので着手時に一気に完了できるように計画・準備を進めておくことです。

③緊急性があるが重要でない

①と②よりは優先順位が低いのですが、一番溜まりやすく、しかし、溜めてしまうと①と②の進行に影響が出ます。意外と簡単に終わってしまうので、都度片付けてしまうことが肝心です。こいつをいかにやっつけるかで時間の使い方が変わってくるのでもしかしたら一番大事な分野と思っています。

④緊急性がなくて重要でもないこと

やらなくてもいいですよね。ただ、一連のタスクの振り分けとしては必要な分野です。ここに入っている事柄は無視しても構わない。

ここで、一番難易度が高いのが、②緊急性がなくて重要なことにどれだけ向き合う時間を確保することができるかということです。簡単に言うと、時間的に余裕があるがために「忘れてしまう」ことが多いのです。それでもタスク的には重要なため、必ず完了させなければならない時が到来する。

プライベートにおいても、②緊急性がなくて重要なことをどれだけ整理できるかに注力すべきです。スマホ見てる時間の10分だけそこに時間を使いましょう。その10分で『終活』をしましょう。

10分間のお手伝いします。

Be yourself. 終活アドバイザー🎀

【人生の卒業式】 それを迎える前に、自分は何がしたいのか、自分に何ができるのか。それを考える人生の集大成の機会として、 これまでのライフプランを回顧し、身の回りを把握していくツールとしてお役に立ちたいと考えております。 人生の棚卸を進め、今後の人生をセルフプロデュースしてみませんか?

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