知識の吸収力
作業の一段落が付き、コーヒーを飲みながらボンヤリとしていた時に、
ふと思い出したことがありました。
小中学・高校時代、どうやって勉強していたのか。
パソコンや、携帯電話スマートフォンが全く普及していなかった時代です。
教科書や参考書をもとに、先生が黒板に書いていることを、
ひたすら自分のノートに「書いて」いましたね。
そして、主にテスト時期などにもう一度整理しながら、とにかく書きまくる。
むしろそれ以外のやり方がなかったように思います。
書くことによって理解し、書くことにより知識を蓄えていく。
その繰り返しが、『勉強』でした。
学生時代のアルバイトや、社会に出てからの職場での場面においても、
「メモを取る」ということが、基本的な学ぶ姿勢のひとつとされています。
これは、一度聞いたことをメモを取ることにより、
覚え、反復継続して学び続けるツールです。
特殊な場面では、携帯電話やスマートフォンの録音機能を使ったり、
レコーダーを使用したりすることもありますが、
それは、学習という目的よりは、記録、エビデンス確保のため
といった側面が強いでしょう。
【 学習=書くこと 】いつの時代もこの方程式は崩れないように思います。
しかし、インターネットを容易に利用できるツールとして携帯電話・スマートフォン、
そしてパソコンやタブレットの急速な普及のため、
学習のコンテンツが少しづつそのような端末を利用したものに移行しつつあります。
それはそれで、決して悪いこととは思いませんし、
忙しい現代人の効率的な時間の使い方に合っています。
【 学習=各種端末の使い方の習得 】『書くこと』の重要性に加えて、
現代社会で特に必要なスキルになってきています。
これは、世代を問わず、時代がそうなってきている。
一般的には、若い世代がその扱いが得意で、
人生を過ごしてきた時間が長い世代が、
そういったことに不慣れであるがために、置いてかれてしまう傾向にありますが、
本当はそうであってはならないのです。
『書くこと』によって、安心する世代に、如何に苦手意識を排除してもらい、
わかりやすく選択のしやすい情報提供をできるかどうか。
知識の吸収の仕方は、時代とともに変化します。
僕はすべての方に、容易で、安全かつ安心した情報提供を、
そして、これをお読みの方が、何を望んでいるか、
どう思うかをひたすら考え続けていきます。
ですので、たまたまこの記事に目を通していただいた方以外にも
触れていただけるように努力し続けます。
本日もありがとうございました。
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